一度は何処かでたこのとある幕

こちらは歌舞伎座の舞台で使われる
定式幕(じょうしきまく)

「定式」という言葉には
いつも決まった形、常に使われるもの
という意味を持つようです。

三色の布を縫い合わせて
舞台左(下手)から黒・柿色・萌葱色
この三色には意味が様々あるようですが、

陰陽五行説の中でも
それぞれの方位を守る神様を
色で例えていることがあります。

東は「青」
南は「赤」
西は「白」
北は「黒」
中央は「黄色」

それに加え日本では、
青、白、赤、黒、黄の 五色は「仁、義、礼、智、信」という
『五常の心』も表します。

色彩は少し違うかもしれませんが
オレンジ色には赤(南)と黄色(中央)
萌葱色には青(東)と黄色(中央)と
染める前の布は白(西)なので、
黒(北)で統一を計り
厄除けの意味も兼ねているのでは?と

いつも見慣れている幕色ですが
劇場によっても神社仏閣でも
それぞれ違うので
ご覧になって見てくださいね(*^^*)